
大江戸温泉物語の各施設周辺にはさまざまな神社仏閣があります。そこで、寺社巡りをより楽しむ方法を紹介します。

建築や庭園を楽しむ
建造物の構造や美しい細工などは見応え十分。
庭園は、四季折々に違う表情を見せる景色を楽しみましょう。
御朱印を楽しむ
神社も寺院も、基本的には御朱印をいただけます。 寺社によっては、複数の御朱印がある場合も。御朱印帳を持参して、旅の思い出にするのもおすすめの楽しみ方です。

ご祭神・ご本尊を楽しむ
神社のご祭神や寺院のご本尊について知ることは、歴史を知ることにもつながります。 祀られた経緯やご利益などをチェックしましょう。
体験・行事を楽しむ
寺社によっては、さまざまな体験メニューを用意している場合もあります。 写経や座禅、精進料理など、興味のある体験はぜひチャレンジしましょう。年中行事やお祭りなどに出かけるのもおすすめです。

歴史を楽しむ
神社や寺院には、それぞれ創建時から現在に至るまで、さまざまな歴史があります。 寺社の歴史を知ることで、その地域の歴史にもつながるので面白いですよ。
神社・仏閣の楽しみ方をご紹介しました。 さまざまな楽しみ方を知り、より印象深い思い出を作ってくださいね。

大江戸温泉物語 山下家からめぐる神社・仏閣巡り
薬王院温泉寺 宿から徒歩で約5分


総湯のすぐ隣にあり、奈良時代頃に山代温泉の守護寺として建立されました。
平安初期の木造十一面観世音菩薩像や鎌倉時代の不動明王像、国指定重要文化財となる明覚上人(みょうがくしょうにん)の供養塔などを所有しています。
明覚上人は平安時代の中期に比叡山で修行したのちに薬王院温泉寺の住職となった人です。当時、インドの古語であるサンスクリット語の第一人者であり、あいうえおの「五十音」の原型を作った人としても知られます。
最高レベルの知識人である明覚上人を慕って多くの修行僧が集まり、厄払いや無病息災を祈願した行事は、約千年の時を超えた今も「菖蒲湯まつり」として受け継がれています。

専光寺 宿から徒歩で約10分

平安中期に天台宗の道場として創立した由緒あるお寺です。
江戸時代に建造された立派な山門には唐破風の妻飾りが施され、天女が飛んでいるような珍しい造り。
他にも木鼻の獅子や扉の格子に素朴で美しい彫刻が見られます。
境内には幸蔵とお光の悲恋物語の舞台となった「太鼓の堂」や、蓮如上人が数珠と袈裟を掛けたといわれる樹齢約500年の「袈裟掛けの松」があって見応えがあります。
