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「湯の歴史コーナー」新設 名湯山代温泉と 老舗旅館山下家の歩み
山代温泉のマスコットキャラクター「すぱクロくん」

石川県、加賀温泉郷・山代温泉の開湯はおよそ1300年前。
神亀2年(725年)、行基という高僧が霊峰白山へ修行に向かう途中、1羽の烏が羽の傷を癒している水たまりを見つけたのがその始まり、と今に語り継がれます。
この故事に登場する烏が、古事記や日本書紀にも登場する伝説の霊長、三本足の八咫烏(ヤタガラス)です。
この開湯伝説から、山代温泉は「烏の湯」と親しみを込めて呼ばれ、現在山代温泉のキャラクターには「すぱクロくん」という八咫烏が起用されています。

時を経て、江戸時代には共同浴場「総湯」を中心に温泉街として賑わいを見せ始めます。
この総湯を中心とした周囲の街並みは、北陸地方特有の呼び方「湯の曲輪(ゆのがわ)」として呼び親しまれ、発展していきます。


山代の地に住まう人、湯治客。

総湯を利用する様々な人が行き交い賑わう「湯の曲輪」の中心に1805年、山下家は創業し、200年の時を経た今も、皆様に愛される老舗宿としてお客様をお迎えしています。

長い歴史を持ち、数多の文化人に愛されてきた山代温泉と200年にわたりお客様をお迎えしてきた山下家の歩みを知る、「湯の歴史コーナー」が2021年12月24日、館内に誕生いたします。

ほのぼの亭(1階)   創業1805年 加賀藩主の湯治場山下家の歩み
    時代の移り変わりと共に歩んできた山下家の歴史を、年表や写真で紹介いたします。
メインラウンジ(4階) 
 
  開湯1300年 魯山人も愛した山代温泉の移り変わり
 

明治初期から現代までの山代温泉と街並みの写真を展示しております。

このページでは展示の一部をご紹介いたします。
山代温泉と山下家の歴史に触れるコーナーに是非足をお運びください。

開湯1300年 魯山人も愛した山代温泉の移り変わり

魯山人も愛した山代温泉の当時を知る湯の歴史コーナーでは、明治初期から現代までの山代温泉と街並みの写真を展示しております。

明治初期の総湯
多くの人で賑わう温泉街のシンボル。人々の憩いの場であり、文化とコミュニケーションが生まれる街の中心であったことが窺われます。
昭和初期の菖蒲湯祭
明治時代の総湯を忠実に再現した「古総湯」。当時と同様、浴場は1階、2階は湯上りのくつろぎ処になっています。
浴場内部を彩る様々な図案の九谷焼タイルは必見です。

 

 

山下家のおもてなしの歩み

加賀前田家3代・前田利常の頃、山下家の土地に藩主の湯治場が設けられました。
以降、歴代藩主がこよなく愛し、ご入湯されたと言われる浴槽跡が、今も当館の前庭池中に残されています。
古くは加賀藩主をもてなした地に建つ山下家は、それぞれの時代に合わせた形でお客様をおもてなししています。

加賀百万石藩主ご入湯本陣にちなみに、
大奥をイメージした絢爛豪華な衣装でお客様をお迎えしていた頃。
ご到着された瞬間に、非日常の世界に浸れる、趣向を凝らしたおもてなしが好評を博しておりました。
お出迎えのスタイルはぐっとシンプルになりましたが、
「ようこそ山下家へ。日常と旅の疲れを温泉とバイキングで癒し、ゆったりとお過ごしください」という想いを込めてスタッフ一同笑顔でお迎えします。

時代の移り変わりと共に歩んできた山代温泉と山下家。

また、展示だけでなく山下家で大切に保管してきた芸術品や骨董を一同に愛でることができる「湯の歴史コーナー」に是非足をお運びください。